父親が子育てに参加できる社会へ向けて

しーもん

2015年05月10日 00:11


【父親が子育てに参加できる社会へ向けて】

お父さんがどうしたら子育てに参加できるだろうか?
これはとても大切なテーマです。
 
お父さんは、平日は朝早くに出かけ
会社で一生懸命働き
夜も子どもが眠ってから帰って来る方が
とっても多いです。
 
本当は、お父さんも仕事ばかりではなくて、
ゆっくりと愛する妻と子ども達と
一緒にのんびりしたいのに。。。
 
そう思う方が多いと思います。
 
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今日、僕は友人のご紹介で
八王子市のクリエイトホールにある
子育て広場で
パパ向けにミニ講座を開きました。
 
まずは、さるきちくんの腹話術で
子どもから大人まで、ゲラゲラ笑った後、
パパママに紙芝居のコツをお伝えしました。
 
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◆紙芝居のコツ◆

① 事前に順番をきちんとそろえる
② めくった紙芝居は後ろに!
(↑これを間違えると、いきなり終わってしまいます)

僕も小学校の先生時代、これをやってしまい
子どもたちに大笑いされました。
 
パパ・ママたちは5分くらい練習した後、
いきなり本番。

パパママの心のこもった読み語りに
1歳。2歳くらいの子どもたちはうっとり。
紙芝居の世界を、じっと見つめていました。
 
*****
  
講座のあと、
一緒にお話したお父さんは
2歳の娘さんとこの広場に初めてやってきたそうです。
 
お父さんは昨日、遅くまで残業して
寝たのは午前3時だといいます。

娘さんと遊ぶお父さんは
疲れたようすもありませんでした。

ステキなお父さんだと思います。
でも、僕はちょっぴりと心配でした。

どうしてかというと、
僕は過労が原因で、倒れてしまったからです。
体は資本ですからね。
 
学校の先生として忙しかった頃の私は、
普段見るのは娘の寝顔だけ。
子育てに一生懸命に参加したつもりでしたが、
普段は、食事もお風呂に入れるのも、
すべて妻に任せきりでした。
 
なぜか家庭のことよりも
仕事が優先されていました。

ステキなお父さんだなあと思いながら
「体を大切にしてくださいね」
そんなふうにいう私がいました。 
 
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子育て広場は0歳から3歳くらいの子どもたちが
遊びにやってきます。
 
そこは、なんだかとても懐かしいような
そんな世界です。
 
小さな子供とパパママだけしか入れない世界
 
そんな中で腹話術ができたこと。
子育てについて語りあえたこと。 
そしてちょっぴりと日本の社会構造について
考えられたこと。

とっても、とっても
ありがたいことです。
 
***
今日のステージで
私は10歳の娘と一緒にステージに立ちました。
写真には写っていないけれど、
妻も僕たち親子を見守ってくれています。
 
こんな生活を送れることは
なんだかとっても幸せなことです。
 
普段は、お母さん向けのメッセージが多いけれど、
今日はお父さんのことをテーマに
書いてみました。
 
Q どんな工夫をすれば、お父さんがもっと子育てに参加できるだろう?

子ども教育デザイナー
下村健士
(もしよかったら、シェアしてください。
そしてみんなで一緒に考えましょう)

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