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2015年04月30日

ママ知ってる?小学生・苦手な教科を好きにする5つのポイント③

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先週から始めた5回シリーズ
「苦手な教科を好きにする5つのポイント」
今日は3回目をお伝えしていきます。

*****
ステップ1 「何ができないのだろう?」
ステップ2 「できていることは何だろう?」
ステップ3 「得意な学び方は何だろう?」
ステップ4  ************
ステップ5  ************

*****
ステップ3
「得意な学び方は何だろう」

みなさんは
電気製品を買った時に
まずは、マニュアルを一通り読んでから
使うタイプですか?

それとも
とりあえず使っているうちに
使い方を覚えてしまうタイプですか?

これは、どちらが良いとか、
悪いというわけではなく
どちらも正解ですね。

どうしてこのような違いが
生まれるかというと
脳の処理の仕方が違うからです。

(豆知識)
前半のタイプ…継時処理優位
後半のタイプ…同時処理優位

また、何かを説明されるときに
イラストや図表を目で見て理解するのが得意でしょうか?
それとも、
説明をじっくりと聞いた方がよく理解できるでしょうか?
これも脳の機能の優位性によって決まります。

(豆知識)
前半のタイプ…視覚優位
後半のタイプ…聴覚優位
ママ知ってる?小学生・苦手な教科を好きにする5つのポイント③
このように、人間には学び方に
いろいろなタイプがあります。

その子にとって、ぴったりとあった
学び方が見つかると、子どもはぐんと伸びていきます。
(スポーツの世界でもコーチが変わると
選手が急に力を発揮する例はよく見られますね。)

学校や、家庭で
子どもに勉強を教える時に
このことは意識されているでしょうか?

***
私は子どもの頃から、漢字が大の苦手でした。
小学3年の夏休み。

宿題で漢字を10個写す課題で、
2つ目くらいから、写し間違いをする
ちょとそそっかしい子どもでした。

出来上がった宿題を母親に見せると、
3つ目からの間違いを発見され、
せっかく書き上げた残りの8個の漢字を
いやいや消しゴムでけして、
強制的にやらされる拷問のような気持ちで、
また書き直しました。

そんな経験もあり
漢字きらいはずっと私の課題でした。
「将来この世から、漢字がなくなればいい!」

そう思っていた私には
ワープロはキセキのツールです。

あとで、わかったことですが
私は細かいものを見分けるのがとても苦手な
特性を持っていたのです。
(楽譜を読むのも、ちかちかして、とても苦手です)

それから20数年後、
自分が教師になってから
自分にあった漢字の覚え方を発見しました。


<私にあった漢字の覚え方>
①習字で書く
②間違えやすいところを色を変えて書く
③漢字絵かき歌にする。
④偏(へん)や旁(つくり)の成り立ちを学ぶ
こうした工夫をして、少しだけ上達しました。

*****
皆さんは、漢字を覚える時に
どうやって覚えるのが得意でしたか?
ア 何度も繰り返し書いて覚えた。
イ 数え歌のようにして覚えた
  (例 頭…一口ソ一、一ノ目ハ)
ウ 習字のように大きく書いて覚えた

エ 「どこが違うかな?」のようなクイズで
オ へんやつくりに注目して覚えた
カ 漢字検定のように何度も繰り返しテストをした。

キ 漢字ダンスで覚えた
ク 書き順に沿って123と唱えて覚えた
ケ その他いっぱい

漢字の覚え方でも、これだけの方法があります。
何かうまくいかない時には、
そのやり方にこだわるのではなく、
その人の得意なやり方を発見してあげると
変わっていきます。

子どもの得意を発見すると
勉強の面白さを子どもは味わえるようになります。


では、その得意はどうすれば発見できるか?
それは、その子が勝手に遊んでいる中に
ヒントが隠されています。

*****
(僕のセッションの例・昨日の例の続きです)
私 じゃあ、今日は、始めに一緒に遊んでみようか?
子 え!本当に!!。(子どもは3年生の男の子)
私 そうそう、普段、どんなことしている時が楽しい?
子 「うん。漫画とか。クイズ番組とか」

私 「どんな番組?」
子 「痛快スカッとジャパン」
私 面白いの見てるね。
子 えへっへ。

私 じゃあ、一つで来たら、スカッと棒ぐいっと入れるね…。
子 OK

*******
こんなふうに、ゲーム性を高めていくと楽しく学べます。
クイズを答えることになれて来たら、
子どもにもクイズを作らせてみてください。

クイズを作るのは、主体的になるので、
学びが深まります。
(アウトプットから始まる学び)

人生の目的は幸せに生きることです。
だったら勉強も、
「苦しく・つまらなく」
 ↓
「面白く・楽しく」

大人のちょっとした工夫で
子どもは楽しく学び始めます。
 
勉強ができなくていいや。

そう思う子はきっと一人もいません。
我が子にあった学び方が見つかれば
必ずできるようになる。

そう信じて、成果をあせらずに勉強ごっこを
楽しんでみてください。

今日のポイントは、
「得意を活かして、ゲームのように」

*****
ステップ1 「何ができないのだろう?」
ステップ2 「できていることは何だろう」
ステップ3 「得意な学び方は何だろう」
ステップ4  ************
ステップ5  ************
*****

【今日の魔法の質問】
Q1 お子さんがヒマな時に熱中していることは何だろう?

Q2 どんな学び方ならば、子どもは興味を持つだろう?

(答えはすべて正解です。答えが出なくても、それも正解です。
紙とペンを使って、実際に書いてくださいね。)
みなさんの答えを
教えてくださいね。

**********

 
<今日の魔法の質問>
私の答えを書いてみました。

A1 粘土を使ってお菓子や食品づくり 

A2・粘土作りについていろいろと教えてもらいながら、コミュニケーション力と親子の心の交流を楽しむ。
 ・英語でいうとなんだろうね?とか言いながら、親子で英単語を調べてみる

子ども教育デザイナー
下村健士

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    Posted by しーもん  at 22:04 │Comments(0)小学生の学び家族の幸せ

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